
【SIer必見】レジプリンター保守・サポート体制構築ガイド
POSレジシステムを提供するベンダーにとって、プリンターの保守、サポート体制は、導入前の段階で整えておきたい重要なポイントです。
トラブル発生時の問い合わせ窓口、一次確認範囲、メーカー・販売店との対応範囲、連携方法を明確にしておくことで、いざというときにスムーズに対応が可能です。
レシートが出ない、印刷が止まる、プリンターにつながらないといったトラブルは、プリンター本体だけでなく、POSアプリ、利用端末、接続方式、ネットワーク環境など複数の要因で発生します。
本記事では、POSレジシステムを提供するSIer向けに、レシートプリンターの保守・サポート体制で整理すべきポイントを説明します。問い合わせ対応、原因の切り分け、責任分界、運用フロー、チェックリストをもとに、社内検討や顧客提案に活用できる情報をまとめます。
目次[非表示]
- 1.SIerにとってレシートプリンターの保守・サポートが重要な理由
- 2.導入後に起きやすいレシートプリンターの問い合わせ
- 2.1.印刷できない・レシートが出ない
- 2.2.接続が切れる・印刷が遅い
- 2.3.端末変更・OS更新後に印刷できない
- 3.レシートプリンターのトラブル原因を切り分ける3つの視点
- 3.1.アプリ起因のトラブル
- 3.2.環境起因のトラブル
- 3.3.ハード起因のトラブル
- 4.顧客・SIer・メーカー間で決めておきたい責任分界の考え方
- 5.導入後に慌てないサポート・保守フローの作り方
- 5.1.受付時に確認する情報を決める
- 5.2.緊急度と影響範囲で優先度を分ける
- 5.3.現地訪問を検討する条件を決める
- 6.通常のサポートフローだけでは対応しにくいケース
- 7.事前に確認したいサポート・保守項目チェックリスト
- 8.スター精密製プリンターの保守・サポートを活用するメリット
- 9.まとめ:レシートプリンターの保守・サポートは導入前の設計が大事
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SIerにとってレシートプリンターの保守・サポートが重要な理由
レシートプリンターは、会計、注文、受付、控え発行などの業務に関わります。
会計や受付など印刷物を前提にした業務では、印刷できない状態が手書き対応や再発行対応につながる場合があります。
SIerやSaaS事業者にとって、POSアプリや端末、ネットワークと連携して使う構成では、プリンターをシステム運用の一部として扱う必要があります。
そのため導入後の問い合わせ対応まで見込んでおく必要があります。
保守・サポート範囲を事前に資料化しておくと、開発、導入、営業、サポートの各部門で認識をそろえやすくなります。顧客へ提案する際も、導入後にどこまで対応できるかを説明しやすくなります 。
レシートプリンターはシステム全体の一部として見られやすい
店舗現場では、レシートプリンターだけを単独の機器として見ているとは限りません。POSアプリから印刷操作を行う運用では、現場スタッフがプリンターの不具合をアプリ側の問題として捉える場合があります。
そのため、プリンター本体に問題がある場合でも、問い合わせがシステム提供元に寄せられることがあります。特に、SIerやSaaS事業者が端末、アプリ、プリンターをまとめて設定している場合、現場側で原因を切り分けるのは簡単ではありません。
社内で説明する際は、レシートプリンターの保守・サポートを「故障時の修理対応」だけで捉えないことが大切です。印刷トラブルが起きたときに、会計や受付への影響を抑えるため、代替手段や連絡手順も含めて設計します。
導入後の問い合わせ対応がサービス評価に影響する
レシートプリンターに不具合が起きた場合でも、顧客から見ると「POSレジシステムのトラブル」と受け止められることがあります。プリンター本体の故障であっても、問い合わせ先が分からない、確認項目が多い、担当者によって回答が違うといった状態は、顧客の不満につながりやすくなります。
たとえば、レシートが出ないときに、アプリ設定を見るのか、端末を再起動するのか、テスト印字を行うのかが決まっていないと、初動対応に時間がかかります。現地訪問が必要かどうかも判断しにくくなります。
導入前に一次確認の範囲を決めておくと、問い合わせ時の対応手順をそろえやすくなります。営業担当も、導入後のサポートの流れを顧客へ説明しやすくなります。
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導入後に起きやすいレシートプリンターの問い合わせ
レシートプリンターの問い合わせは、「印刷できない」という大まかな症状で届く場合があります。ただし、現場からの連絡だけでは、原因がプリンター本体にあるのか、アプリや端末、ネットワークにあるのかは判断できません。
この章では、導入後に現場から上がりやすい症状を整理します。原因分析や具体的な確認手順は、次章で扱います。
印刷できない・レシートが出ない
「印刷できない」「レシートが出ない」は、現場から伝えられやすい症状です。会計や受付でレシート発行を前提にしている場合、業務に影響が出ている可能性があります。
この症状は、プリンター本体の不具合だけでなく、アプリの印刷設定、端末との接続状態、用紙やカバーの状態など、複数の要因で起こります。受付時には、症状と発生状況を分けて聞くことが大切です。
接続が切れる・印刷が遅い
BluetoothやWi-Fiなどを利用する構成では、「接続が切れる」「印刷が遅い」「途中で反応しない」といった問い合わせが起きることがあります。
現場から見ると「プリンターが不安定」「プリンターが壊れた」と受け止められることがあります。ただし、実際には設置場所、通信環境、端末側の設定、ネットワーク構成が関係している場合もあります。
特に、レイアウト変更、ルーター変更、端末の入れ替えなどがあった後は、以前と同じ設定でも通信状態が変わることがあります。
端末変更・OS更新後に印刷できない
端末を交換した後やOSをアップデートした後に、印刷できなくなるケースもあります。プリンター自体に問題がなくても、端末側の接続設定、アプリ権限、ドライバー、SDKの対応状況が変わる場合があるためです。
店舗向けSaaSでは、顧客側で端末を入れ替えたり、OS更新を行ったりする運用もあります。変更前後の連絡ルールが決まっていないと、トラブルが起きてから原因を調べることになります。
このような問い合わせは、単発の機器不具合ではなく、端末管理やアプリ運用のルールと関係することがあります。
レシートプリンターのトラブル原因を切り分ける3つの視点

前章で整理した症状は、見た目だけでは原因を判断できません。
たとえば「レシートが出ない」という同じ症状でも、アプリ設定、端末接続、ネットワーク、用紙、プリンター本体など、確認すべき範囲は複数あります。
原因整理の一例として、アプリ起因、環境起因、ハード起因に分けると、一次確認の範囲を整理しやすくなります。この3つの分類に確認手順と担当窓口を紐づけておくと、サポート担当者が次の対応を判断しやすくなります。
アプリ起因のトラブル
アプリ起因のトラブルとは、POSアプリや業務アプリ側の設定、権限、連携処理に関係する問題です。
プリンター本体の基本動作に問題がない場合でも、アプリ側の印刷先設定、権限、印刷条件、キューの状態によってレシートが出力されないことがあります。
確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
印刷先設定 | アプリ上で正しいプリンターが選択されているか |
印刷条件 | レシート出力が必要な操作・取引条件になっているか |
アプリ権限 | Bluetooth、ネットワーク、ローカル通信などに必要な権限が有効か |
印刷キュー | 印刷処理が滞留していないか |
アプリバージョン | 対象OSやプリンター連携機能に対応しているか |
SDK/API | 対象機種、対応OS、バージョン更新状況に問題がないか |
SDKやAPIでプリンター連携を行っている場合は、対象機種、SDK名、API仕様、対応OS、バージョン更新状況も確認対象になります。開発チームへ確認する場合は、発生条件、端末情報、OSバージョン、アプリバージョン、接続方式をそろえておくと確認が進めやすくなります。
環境起因のトラブル
環境起因のトラブルとは、店舗のネットワーク、設置場所、電源、端末運用などに関係する問題です。同じ機種でも、接続方式、通信環境、設置位置、端末運用によって確認すべき項目が変わります。
Wi-Fiや有線LANで接続する構成では、店舗側のネットワーク変更が印刷に影響することがあります。Bluetooth接続でも、端末との距離、ペアリング状態、周辺環境によって接続状態が変わる場合があります。
確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
Wi-Fi環境 | SSID、電波強度、ルーター変更の有無 |
有線LAN | ケーブル接続、リンク状態、IPアドレスの割り当て |
IP設定 | 固定IP、DHCP、ネットワーク分離の有無 |
Bluetooth | ペアリング状態、接続先、端末との距離 |
設置場所 | レジカウンター、厨房、バックヤードなどの距離や遮蔽物 |
端末運用 | 端末交換、OS更新、端末管理ルール |
環境起因の問題は、機器交換だけでは解決しない場合があります。導入前に設置場所、通信環境、利用人数、印刷頻度を確認しておくと、現場に合った接続方式を選びやすくなります。
顧客側でネットワーク機器を変更する場合は、事前連絡や再設定手順を決めておくと、トラブル発生時の確認が進めやすくなります。
ハード起因のトラブル
ハード起因のトラブルとは、プリンター本体、電源、用紙、カバー、部品、ケーブルなどに関係する問題です。現場から「壊れた」と連絡があっても、まずは安全上の懸念がない範囲で基本状態を確認します。
異臭、発煙、破損などがある場合は、現場で無理に確認を続けず、製品マニュアルや保守窓口の案内に従う必要があります。安全上の懸念がない場合は、電源、用紙、カバー、エラー表示などから確認します。
確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
電源 | 電源が入るか、電源ランプが点灯しているか |
用紙 | 用紙切れ、用紙詰まり、セット向きに問題がないか |
カバー | カバーが正しく閉まっているか |
エラー表示 | ランプ点灯、点滅、エラー表示の有無 |
テスト印字 | プリンター単体で印字できるか |
ケーブル | USB、有線LAN、電源ケーブルの抜けや差し込み先 |
テスト印字ができる場合は、本体の基本的な印字機能を確認したうえで、アプリ設定、端末、接続方式、インターフェース設定を確認します。テスト印字もできない場合は、本体側の不具合可能性を検討します。
ただし、修理や交換の窓口は販売形態や保守契約によって変わります。メーカー、販売店、自社のどこが対応するのかを、導入前に確認しておく必要があります。
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顧客・SIer・メーカー間で決めておきたい責任分界の考え方

レシートプリンターの保守・サポートでは、顧客、SIer・SaaS事業者、メーカー・販売店の役割を分けておく必要があります。責任分界が曖昧な場合、確認先や判断基準が分かれ、復旧までの調整に時間がかかることがあります。
責任分界とは、誰がどの範囲を確認し、どの条件で次の窓口へ引き継ぐかを決める考え方です。責任を押し付けるためではなく、問い合わせ時の手戻りを減らすための整理として伝えるとよいでしょう。
担当 | 主な対応範囲 | 主な確認・対応内容 | 明確にしておきたいこと |
|---|---|---|---|
顧客・店舗 | 現場で確認できる範囲 | 電源、用紙、カバー、エラー表示、現場状況の共有 | 確認してよい範囲、写真共有の方法、連絡手順 |
SIer・SaaS事業者 | 自社アプリ・導入構成に関わる範囲 | アプリ設定、端末設定、接続状態、ネットワーク到達性、導入時の構成確認 | 一次サポート範囲、対象外条件、開発チームへのエスカレーション条件 |
メーカー・販売店 | 機器本体・保証・修理に関わる範囲 | 本体故障、修理、交換、保証、消耗部品、保守期限 | 受付条件、保証期間、費用、修理・交換時の窓口 |
顧客側には、製品マニュアルでユーザー作業として案内されている範囲に限り、電源、用紙、カバー、エラー表示などの確認を依頼します。分解や内部部品の操作を伴う確認は、顧客向けの案内から除外します。写真や動画で状態を共有してもらう運用にしておくと、遠隔でも状況を把握しやすくなります。
SIerやSaaS事業者は、自社アプリ、導入構成、端末設定、接続状態に関わる範囲を確認します。SDKやAPIでプリンター連携している場合は、アプリ側の実装やログも確認対象になります。開発チームへ共有する際は、発生条件、端末情報、OSバージョン、アプリバージョン、接続方式をそろえておくと確認が進めやすくなります。
メーカー・販売店へ引き継ぐ範囲は、販売形態や保守契約によって異なります。本体故障、修理、交換、保証、消耗部品、保守期限の扱いは、メーカー、販売店、自社の契約関係に応じて確認します。引き継ぎ前には、テスト印字、エラー表示、電源、用紙、接続方式などの確認結果を整理しておくとよいでしょう。
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導入後に慌てないサポート・保守フローの作り方

サポート・保守フローは、問い合わせを受けてから解決または引き継ぎまでを進めるための手順です。担当者の経験だけに頼ると、確認内容や案内の仕方に差が出ます。
レシートプリンターは、アプリ、端末、ネットワーク、機器本体が関係します。確認項目、担当窓口、記録方法を整理しておくと、原因切り分けの手戻りを減らしやすくなります。
受付時に確認する情報を決める
問い合わせ受付時には、最初に確認する情報をテンプレート化しておくと対応しやすくなります。「印刷できない」という内容だけでは、原因箇所を判断できません。
受付項目 | 確認内容 |
|---|---|
店舗識別情報 | 店舗名、拠点名、端末設置場所 |
利用端末 | 端末種別、OS、端末管理の有無 |
プリンター機種 | 型番、接続方式、設置場所 |
発生症状 | 印刷不可、接続切れ、印刷遅延、エラー表示など |
発生のタイミング | 常時、特定操作時、OS更新後、端末交換後など |
直前の変更 | アプリ更新、端末交換、ネットワーク機器変更など |
現場確認結果 | 電源、用紙、カバー、テスト印字の結果 |
受付テンプレートを営業や導入担当にも共有しておくと、顧客説明の段階から運用イメージを合わせやすくなります。
緊急度と影響範囲で優先度を分ける
問い合わせ件数が多い運用では、すべてを同じ優先度で扱うと対応順に迷います。会計、注文、受付など印刷物を前提にした業務では、印刷停止が業務に影響する可能性があります。
優先度は、単一端末だけの問題か、店舗全体で発生しているか、複数店舗で同時に発生しているかで分けます。手書き対応、別プリンターへの切り替え、再印刷などの代替手段があるかも確認します。
社内で説明する際は、「業務への影響」と「影響範囲」を基準にすると分かりやすくなります。
現地訪問を検討する条件を決める
契約範囲や対応地域に現地対応が含まれる場合は、訪問を検討する条件を事前に決めておきます。基準が曖昧だと日程調整や費用負担が増えます。
訪問前には、リモートで確認できる項目を整理します。たとえば、電源、用紙、エラー表示、テスト印字、端末再起動、接続再設定、ネットワーク確認が実施済みかを確認します。
そのうえで、テスト印字不可、エラー表示継続、電源確認済みなど、事前に定めた条件に該当する場合は、本体側の不具合として確認します。配線や設置環境を見る必要がある場合や、複数機器で同じ症状が出ている場合も、現地対応の検討対象になります。
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通常のサポートフローだけでは対応しにくいケース
通常の問い合わせフローだけでは、対応しきれないケースもあります。店舗数、業務影響、問い合わせ件数、既存のサポート条件によっては、標準的な一次対応に加えて個別対応を検討する場合があります。
優先対応の条件、連絡窓口、代替運用、予備機の扱いは、費用や運用体制を含めて顧客と合意しておく必要があります。
多店舗展開で問い合わせが集中するケース
多店舗展開の顧客では、同じ機種や同じアプリを使っていても、店舗ごとに通信環境や設置場所が異なります。同じ機種、OS、アプリ、接続方式を使っている場合は、他店舗でも同様の症状が起きる可能性を確認します。
たとえば、OSアップデート後に複数店舗で印刷できなくなった場合、個別店舗の問題ではなく、アプリやドライバー、SDKの対応状況を確認する必要があります。ネットワーク機器を全店舗で入れ替えた後に、接続不良が起きる場合もあります。
多店舗展開では、店舗ごとの個別対応だけでなく、全体への影響を見て判断します。影響店舗数や業務停止の有無に応じた優先対応ルールを決めておくと、問い合わせが集中した場合も対応方針を決めやすくなります。
業務停止時の優先対応が必要なケース
プリンターの印刷停止が、会計、注文、受付、控え発行に直結する場合、通常の問い合わせ順では対応が遅れることがあります。飲食、小売、医療、施設受付などでは、運用によって印刷物が業務記録や顧客対応に使われる場合があります。
このような場合は、問い合わせ時に「業務が止まっているか」「代替手段があるか」「何店舗で発生しているか」を確認します。手書き対応や別端末での印刷が可能であれば、一次対応の優先度は変わります。
個別の保守条件を決めておくべきケース
顧客の業種や運用規模によっては、標準的な保守条件だけでは足りない場合があります。たとえば、営業時間が長い店舗、休日も稼働する施設、レジ台数が多いチェーン店舗では、通常の受付時間や対応方法では合わないことがあります。
この場合は、予備機の保管場所、交換機の手配、現地訪問の条件、問い合わせ窓口、対応時間を顧客と相談して決めます。すべてを標準サービスに含めるのではなく、必要な条件を整理したうえで、個別対応として設計する考え方が現実的です。
個別保守を検討する際は、コストと運用負荷も合わせて見ます。顧客にとって必要なサポート水準と、自社で対応できる範囲をすり合わせることで、無理のない保守体制を作りやすくなります。
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事前に確認したいサポート・保守項目チェックリスト
レシートプリンターの保守・サポート体制は、導入後に考え始めると対応が後手に回りやすくなります。
導入前の段階で確認項目を整理しておくと、顧客提案、社内承認、サポート設計を進めやすくなります。
確認項目 | 確認内容 | 主な関係者 |
|---|---|---|
対応機種 | 型番、印字方式、用紙、オプション | 開発、導入、営業 |
対応OS | iOS、iPadOS、Android、Windowsなど | 開発、サポート |
接続方式 | Bluetooth、Wi-Fi、有線LAN、USBなど | 開発、導入 |
アプリ連携 | SDK、API、ドライバー、印刷方式 | 開発 |
設置環境 | 電源、設置場所、通信環境、周辺機器 | 導入、顧客 |
運用条件 | 印刷頻度、営業時間、利用人数、代替手段 | 導入、顧客 |
問い合わせ窓口 | 顧客、自社、メーカー・販売店の連絡先 | 営業、サポート |
一次確認範囲 | 自社で確認する項目、対象外条件 | サポート、営業 |
引き継ぎ条件 | メーカー・販売店へ相談する基準 | サポート |
保守期限 | 販売状況、修理受付、部品供給、後継機 | 営業、導入 |
現地対応 | 訪問条件、費用、対応地域、予備機 | 営業、サポート |
資料整備 | FAQ、手順書、設定情報、問い合わせテンプレート | サポート、導入 |
このチェックリストは、製品選定だけでなく、導入後の運用設計にも使えます。特に、対応機種、接続方式、保守期限、問い合わせ窓口は、顧客提案前に確認しておきたい項目です。
社内説明では、「導入できるか」だけでなく、「止まったときに誰がどう確認するか」まで整理します。そのほうが、開発、導入、営業、サポートの各部門で判断材料として使いやすくなります。
スター精密製プリンターの保守・サポートを活用するメリット

スターマーケティングジャパンでは、POSシステムや店舗アプリに合わせたレジ周辺機器の導入を支援しています。
レシートプリンター、ラベルプリンター、キャッシュドロアーなどの機器選定に加え、接続方式、SDK・ドライバ対応、導入後の確認手順までご相談いただけます。
既存システムとレジ周辺機器を連携したい場合は、店舗運用に合わせて機器構成や接続方法を検討できます。
プリンターを選定する際は、機器の価格や印字性能だけでなく、導入後のサポート体制や、トラブル時に参照できる情報が整っているかも確認しておくことが重要です。
サポート体制や保守に関しては、メーカーごとに差が出やすい部分でもあるため、比較検討が重要です。
スター精密製のプリンターでは、スターマーケティングジャパンがサポート、保守を提供しています。
ここでは、具体的にどんなメリットがあるかを説明します。
お客様に合わせて選べる保守サービス
プリンターの保守内容はメーカーによって異なります。スターマーケティングジャパンでは、製品購入時の1年保証に加えて、複数の選べる保守サービスをご用意しております。
たとえば、製品購入時に加入できる「オンサイト保守サービス」や「定額保守サービス」、「代品交換サービス」があります。
オンサイト保守サービスは、契約条件に応じて訪問対応を受けられる保守サービスです。 定額保守サービスは、保守費用をあらかじめ見込みやすくするための選択肢です。
代品交換サービスは、修理期間中のダウンタイムを短くするために、故障したら先に代品をお送りするサービスです。
店舗数、設置環境、営業時間、障害時の影響範囲によって、必要な保守内容は変わります。そのため、お客様のご要望をお伺いして、適切な保守サービスを検討、提案いたします。
FAQサイトやコンテンツで対処法を確認できる
トラブル発生時には、現場や一次サポート担当者が、まず状況を確認できる情報にアクセスできることが大切です。 FAQサイトやサポートコンテンツが整備されていると、問い合わせ前の確認や、一次切り分けを進めやすくなります。
スターマーケティングジャパンでは、AIチャットボットを活用した故障診断や、対処方法を動画・写真で確認できるコンテンツを用意しています。たとえば、エラー表示、用紙やカバーの状態、接続方法などを確認する際に、現場スタッフやサポート担当者が参照しやすい形で情報を確認できます。
FAQサイトやコンテンツを導入前に確認しておくと、自社の手順書や顧客向け案内にも組み込みやすくなります。 結果として、問い合わせ時に必要な情報をそろえやすくなり、確認の往復を減らすことにもつながります。
技術サポート担当者に相談できる体制
FAQサイトや手順書だけでは解決しにくい問題もあります。
たとえば、アプリ連携、接続方式、設置環境、エラー内容が複数絡む場合は、メーカー側の技術的な確認が必要になることがあります。
スターマーケティングジャパンでは、メールサポートにより、お客様の疑問やお困りごとに技術サポート員が直接回答します。
FAQサイトやメールでは解決が難しい複雑な問題については、電話での相談にも対応しています。
SIerやSaaS事業者にとっては、こうした技術サポートの窓口を把握しておくことで、自社で確認する範囲と、メーカー・販売店へ相談する範囲を分けやすくなります。 導入前にサポート内容を確認しておくことで、トラブル時の連絡手順やエスカレーション条件を設計しやすくなります。
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まとめ:レシートプリンターの保守・サポートは導入前の設計が大事
レシートプリンターの保守・サポートでは、プリンター本体だけを見ていては不十分です。POSアプリ、端末、ネットワーク、接続方式、店舗運用が重なって、印刷環境が成り立っています。
導入前に確認したいのは、対応機種、対応OS、接続方式、設置環境、保守期限、問い合わせ窓口です。あわせて、自社が一次サポートで確認する範囲と、メーカー・販売店へ引き継ぐ条件も決めておきます。
論点 | 確認すべき内容 | 判断へのつなげ方 |
|---|---|---|
技術面 | SDK、API、OS、接続方式、対応機種 | 自社サービスに組み込む際の制約を確認する |
現場面 | 設置場所、通信環境、運用フロー | 店舗で継続して使える条件を確認する |
営業面 | 顧客への説明軸、注意点、サポート範囲 | 提案時に誤解なく説明できる状態にする |
保守面 | 問い合わせ導線、責任分界、保守期限 | 導入後の対応負荷とリスクを見通す |
複数店舗展開や業務停止リスクが高い顧客では、通常のサポートフローだけでは足りない場合があります。優先対応の条件、代替運用、予備機、現地訪問の条件などを、顧客と事前に相談しておくと対応しやすくなります。
レシートプリンターの選定や保守体制づくりは、開発部門だけで完結するものではありません。導入、営業、サポートも同じ前提で判断できる状態を作ることが大切です。
顧客提案前には、標準構成、サポート範囲、問い合わせフロー、メーカー連携の条件を整理しておきましょう。導入前に保守・サポートまで設計しておくことで、導入後の問い合わせ対応を進めやすくなり、顧客にも運用を見通した提案ができます。
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